log#054('09.02.07)_26~28

W~WNW;2~5

 風邪の後遺症でグズグズしていたがようやく回復。久々の練習再開だったが、野暮用で集合時間より若干送れて到着。
 先輩二人(なぎっちさん;男性&らんまるさん;男性)がNP級検定の真っ最中。それぞれ予備検定終了後、ビジターの大先輩のぶっ飛びを待って全員で山へ。
 先輩(なぎっちさん;男性)の本検定を見学し、私の番。

26thフライト

 立上げでお定まりになった*1左へ取られ、修正が不十分のまま左の立ち木を擦りながらTO。
 数ターン後、珍しく若干の気持ちの余裕を持ちながらランディングへ。尻を抜くことが出来、フレアもかかったが、浜に居た先輩から最後のターン後、建物に寄り過ぎていたことを指摘された。実は自分でもちょっと近い気がしていたが矢張り。以前建物に機体を引っ掛け、壁に衝突したビジターさん?が居たとの事。要注意!

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 ランディング後、もう一人の先輩(らんまるさん;男性)の本検定終了後、山へ。

27thフライト

 NP級実技本検定を無事に終えた先輩二人はフライトする気が無くなった様で、私の番は浜に誰も居ない状態でテイクオフ。
 今度は左に取られることも無かったが、飛び出してすぐ「木の枝がラインに絡んでいるので叩いて見て」の無線に、右ブレークをトントン。無事に絡みも取れて我ながら『おお冷静に対処できとるぢゃないか、えらいエライ』などと思いながら、もっと強めかと思っていた風が意外に弱くアッという間にアプローチへ。
 目標の木の上を越すとき尻を擦るのでは、と思うほど低かったので建物の手前をターン。それでも低く感じたので余裕無くすぐランディング。体勢を完全に整える暇なく、昔の踵から着地のパターンになり、ちょっと残念。キャノピーも後ろではなく横に落ちてしまった。
 低かったのはアプローチ前の最後のターンが少々遅かったためで、これも経験。ズブズブ沈む場合は早めの対処が必要。浮きが良いときと悪いとき両方が段々判りだした様な気がしないでもない…ホントカσ(^^;。

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 私のランディング後にテイクオフしたメンバーと再々度山へ。風が強まり上級者はソアリングを楽しみ、私は第1TOでしばし休憩。
 上級者のソアリングは1時間も続かず、段々弱まってきて上空から先生が「オトーサンそろそろ準備ね」と声が掛かる。他の上級者は次々ランディング。

28thフライト

 先生がTO前を横切ったタイミングでテイクオフ。自分の飛行経路だけでなく今後は周囲警戒、特に他のフライヤーに気を配ることになるのだ、という良い見本。先生がまだ先に居るタイミングで左ターンし、弱まった風の中、残り数ターンで前2本と反対の練習バーン側からのアプローチ。
 最終ターンが練習バーンのかなり上に見えたので、思い切って1ターン海へ振ったが、動作が大きくて直線に戻ったとき余裕があまり無く、何とかフレアは掛けられたものの着陸後のハンドリングでキャノピーがアゲインストを向いていなかったため、アコーディオン式に機体が潰れた。
 後に降りてきた先生から、最後の一振りはもうちょっと機敏に小さく行い、あくまでも海風なので海に向いて偏流気味にランディングするか、あるいは少々ロングでも問題ないので振りは必要なかったとアドバイスを受ける。振りが大きすぎたら戻すとき山側へ向く、いわばフォローになるので後の処置が大変になる、とも教えて貰う。今後気をつけること。
 それでも浜に先に降りていた大先輩から「上手だった」と褒められたのは素直に嬉しい。


 更に先生から「今日の3本でB検定を受けてもいいと見極めが付いたので、次回以降自分で行けると思ったらいつでもB級受検のコールしてもOk」とお墨付きを貰う。…あわわ、図体はデカイが肝っ玉は小さいのでそんな事言われたら俄かに緊張してしまいますがな。参ったなぁ(^^;。
 正直、年末年始の失敗フライト続きに少々クサクサしていたのだが、今日のご宣託は思いもよらない嬉しい出来事。まさにグフフ(^m^;と言ったところ。
 明日以降頑張ろぉーっ!…と単純なオッサンσ(^^;。

【F3(28&70/162),T8(2゚55'),P[RSQ残69k,ML0.1k]】

*1:後で訳を聞くと左手が例の通り無意識に引き気味なのと、機体の右側を確認するときに右手を前に、つまり体ごと左側を向いている嫌いがあるらしい。TO時の瞬間的なクセだが、皆で見てもらって段々解明が進んで行き、自分でもナルホドなぁ、と思うことが多い。