log#070('09.04.29)_43~45
W~WNW;2~4
集合時間前に皆で山へ。私がダミーで、先生が浜に到着次第ライズアップすることに。
43rdフライト
翼が出来たことを確認し(やっと見えるようになったというべきか)、飛び出す。
一瞬浮きかけたような感覚があり「お?これは?行けるか?」と思ったが、最初のターンでズブズブ沈み、お決まりの沈下コースを辿ってアプローチへ。
先生や体験者達のちょうど上あたりをターンしてランディング。着地後のハンドリングでちょっと引っ張ってしまい、残念ながら綺麗に下ろせなかったが、まぁまぁの出来?
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先生から「今からタンデム体験で上がるけど、すぐ畳めば一緒に行けるぞ」とのお誘いがあったが、一年ぶりに復帰して練習バーン下で久しぶりの立上げ練習をしている先輩(パープルさん;男性)のサポート後にその先輩と一緒に上がることにする。
サポート後、機体を畳み終わるころ先生が一人目のタンデム飛行のランディング。ビジターさんのぶっ飛びランディングも待って皆で上がることになった。
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その先輩の車は軽四ワンボックス(ホンダのバモス)だが、荷物室が結構広くて4機載せられる上、5人充分乗れる。
先輩とも話したが、最近では自動車を選ぶ基準がスタイルや燃費は2の次3の次、まず第1の選択肢として「機体がどれだけ積めるか」になってしまうのはパラ依存症の初期症状かもね、と笑い合った。
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山へ上がると先輩やビジターさんたちは皆風待ち。その間に準備し、待ちきれなくてぶっ飛びした先輩とリハビリ先輩に続きTOに立つ。
44thフライト
ライズアップの途中、機体が半分ほど上がった時点でAライザーを持つ左手がスポッと外れてしまい、左側は肩で上げるような態勢に。
「うぉっ?こりゃドウすりゃええんかぃっ?!」と一瞬パニクりそうになったものの、頭上を見ると当然右がよく膨らんで前に行きかけていたのを見て取れたのと、先生の「右修正!」の声で右ブレークを当てることが出来て何とか翼形になり、ようやくテイクオフすることが出来た*1。
出られた!ヤレヤレ
途中は案の定(まぁ、先輩達が風待ちしている、ということは経験則からそれが分かっているので飛び出さないのだけど)パワーが無く、数ターンでアプローチへ。
建物横、直線滑空の態勢になった時点で「ちょっと高いかな?」と感じたが、浜は無風でいい感じで沈み、ジャストな着地になった。パワーの有無への対応が少しづつ出来てきたのかも。
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2人目のタンデムのランディングやビジターぶっ飛び者(笑)を待って三度山へ。
少しパワーが出てきた感があり、先輩(しろさん;女性)が(あわよくば本気(笑)?の)ダミー。「頑張れ!浮け!浮けっ!」の声援を受けながらレベルの上下でターンを繰り返し、粘りに粘って何とかトップアウト(拍手パチパチ)。
流石パイロットだけあって、ご本人は意識しているか無意識か分からないけど、ターンのいいお手本*2にさせて貰う。
ダミーがソアリングし始めたのを見て、他の先輩やビジターさんたちが俄かに慌しくなり次々テイクオフ(笑)。
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私も準備して前に立ったが、今日の渋ソアリングは空域が狭く、先発者が(浮きが何とか保てる)TO前を行ったり来たりするので飛び出せない。
そうこうしている内に徐々に風が落ちてきて、第2TOの上空に移動できて浮いている人のほかは次々ランディング。やっと目の前の行ったり来たりが無くなってライズアップできるようになった。
45thフライト
当然、風が落ちてからのテイクオフなので、何ら心配することなく無事にぶっ飛びフライト(笑)。
アプローチ直前、港上空での浮きがそこそこある状態だったので、浜に居る先生が私に新しい経験*3をさせようと誘導が入ったが、当人σ(^^;はそんな事とは露も知らず、いつもの高めアプローチのつもりで港から海にせり出し、ゆっくり帰ってランディングしたところ、先生から大叱られ(涙)。
「誘導が入ったらそれに従おうよ。オトーサンは自分のパターンで飛ぶのみで融通が利かないぞ。」との事。要するに頭が固い、と言われているのだ。…って、私もそれは充分すぎるほど自覚しているのだ(笑)。
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練習終了後、ビジターさんに「3本飛んだけど、全部ブッ飛びでした」と話したら「いや、それは絶対にいい経験ですよ。何といってもテイクオフとランディングは一本に一回づつしか練習できないでしょ? 他所のエリアで簡単に長時間飛べる所の練習生は、結構テイクオフもランディングも下手糞が多いですよ」と云って貰える。
なるほど、と納得。ちょっと見る眼・考え方が変わった気がする。
今日体験したお嬢さん2人、電車で来たので先生が迎えに行ったことを聞き、どこまで帰るのか尋ねたら、帰路ちょっと迂回すればいいようなので、アッシー君になってあげた。
先日もそうだけど、若い感性に触れるとこちらまで若返るような気がするので楽しい。